インプラント手術の流れ
インプラント自体は虫歯にはなりませんが、インプラントの手術箇所(口腔内も含む)を清潔に保たないと、インプラント歯周炎により周りの歯肉が駄目になってしまいます。
インプラント術後は、天然歯以上に毎日のケアが重要になります。
歯科医院にて歯科医師や歯科衛生士によるケア(お口の掃除)と正しいブラッシングができない状態ですと、せっかくのインプラントも数年しか持たないということもあります。
正しい歯磨きの習慣を身につけてからインプラント手術をされるのが理想です。
又、インプラント手術後も歯科医院でのメンテナンスが必要になります。
検診・メンテナンスを怠りますと、当歯科医院では保証の責任をもてなくなります。
当歯科医院では、インプラントの維持のための検診・メンテナンスを受けて頂くことに同意して頂いてから手術をおこないます。
インプラント手術 2回法
1.埋入手術(1回目の手術)
十分な麻酔のもとフィクスチュアーを埋めます。これがインプラントの土台となります。
歯茎を少し切開し、顎の骨を包んでいる粘膜をはがし小さな穴をあけます。骨はネジ式にフィクスチュアーとあうようになっています。そこにフィクスチュアーを埋入し、2次手術に備えフィクスチュアーにカバーをかぶせます。
2.縫合
歯肉を上から閉じ合わせ、フィクスチャーを完全に埋没させます。
3.骨結合を待ちます
インプラントとあごの骨の結合を3~6ヶ月待ちます。
出来るだけ仮歯を使ってより快適に過ごしていただけるようにいたします。
4.つなぎ目をつける(2回目の手術)
歯となる部分とのつなぎ目(アバットメント)をつけます。
インプラント2次処置、土台のための型をとります。(埋入処置後、約3~6ヶ月後を予定)
5.人工歯をかぶせる
仮歯を外し、完成した人工の歯(上部構造)をつけます。
6.メンテナンス
治療終了後も、継続的なメンテナンスが必要です。