入れ歯・ブリッジとの違い
入れ歯
残っている歯に針金をかけて失った歯を補う方法で取り外し式です。針金が見えてしまったり小数の欠損でも支持部が必要なので異物感がでてしまいます。また、取り外す回数により健康な歯に傷ができる事さえあります全ての歯を失ってしまった場合は、歯茎で人工の歯を支えることになります。顎の骨が退化している場合は安定が悪くなります。人により異物感がひどくあり、嘔吐反応がでる場合があります。
ブリッジ
ブリッジとは、歯を失ってしまった箇所を補うために両隣の歯を一回りずつ削り、歯を失ってしまった箇所に取り外しの出来ない入れ歯をつけます。この治療法には保険が適応されます。ただ周囲の健康な歯を削る必要があります。また、食べかすが詰まってしまい歯槽膿漏や虫歯の原因になる可能性もあります。保険内でのブリッジの場合、笑うと銀歯が見えることもあります。費用をかけることにより見た目にも美しく仕上げることも可能です。もう一つの欠点として、歯の抜けた部分の骨が衰退していく可能性もあります。
インプラント |
ブリッジ |
義歯(入れ歯) |
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メリット |
- 固定式なので違和感が少ない
- 見た目の上で自分の歯と同じ様に見える
- 他の歯を削る必要がない
- 噛む力が強く、自分の歯と同じ感覚がある
- 安定したかみ合わせを保つことが可能
- 失った歯の数が多くても、かみ合せの力が回復する
- 適切なケアをしていれば数十年保つことも可能
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- 入れ歯に比べ審美性に優れている
- 固定式なので違和感が少ない
- セラミックを使えば天然歯のようにキレイ
- 治療時間が短時間
- 素材によっては保険内で治療できる
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- 手術が必要ない
- 取り外しが出来る為、手入れしやすい
- ブリッジのように歯を削らなくて済む
- ブリッジでは対応できない大きな欠損にも有効
- 治療時間が短時間
- 素材によっては保険内で治療できる
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デメリット |
- 外科手術が必要
- 保険外治療の為、費用がかかる
- 治療時間が比較的長期(最近は術式、症状により短期も可能)
- ブラッシングなど家庭内や医院での定期メンテナンスが必要(通常、最低半年に1回メンテナンスのためチェックを専門家が行います)
- 状態によっては手術をできず、インプラントを適用できない場合がある
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- 両脇の歯が健康でないと治療が行えない
- 両脇の歯を削らなくてはならない
- 両脇の歯に大きな負担がかかる
- 両脇の歯の寿命が短くなる可能性がある
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- バネが見えることがあり審美性が低い
- 発音の妨げになる場合がある
- 周囲の歯へ負担がかかる
- 違和感を感じやすい
- 顎が痩せてしまう
- 食事中かたついたり、落ちることがある
- 食べづらい食べ物が出てきてしまう
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